確定申告
一人親方の確定申告、何から始めればいい?【2025年版】
確定申告が初めての一人親方向けに、必要書類・申告の流れ・経費の考え方をわかりやすく解説します。
#確定申告#税金#一人親方#青色申告
「確定申告、やらないといけないの?」
会社員なら年末調整で終わりですが、一人親方は自分で確定申告をする必要があります。申告しないと、過去分の税金をまとめて請求されたり、無申告加算税が課せられることもあります。
毎年2月16日〜3月15日が申告期間です。「去年の1月〜12月分」をまとめて申告します。
白色申告と青色申告、どっちがいい?
一人親方が選べる申告方法は2種類あります。
白色申告
- 帳簿付けがシンプル
- 特別控除はなし
- 初年度や売上が少ない場合向け
青色申告(おすすめ)
- 最大65万円の特別控除が受けられる
- 赤字を3年間繰り越せる
- 家族への給与を経費にできる
- 事前に税務署への届け出が必要
年間売上が300万円以上あるなら、青色申告一択です。65万円控除は大きい。
必要書類リスト
確定申告の前に以下を揃えておきましょう。
| 書類 | どこで入手 |
|---|---|
| 確定申告書 | 国税庁ホームページ or 税務署 |
| 収支内訳書(白色)または青色申告決算書 | 同上 |
| 源泉徴収票(ある場合) | 元請けから |
| 社会保険料の支払証明 | 日本年金機構・国保組合から |
| 生命保険料控除証明書 | 保険会社から |
| 領収書・レシート | 自分で保管 |
| 請求書の控え | 自分で保管 |
経費にできるもの・できないもの
経費になるもの(主なもの)
- 材料費・道具代 — 現場で使う資材、工具の購入費
- 車両費 — 現場への移動に使う車のガソリン代、車検、任意保険
- 通信費 — 仕事用スマホ代、インターネット代
- 外注費 — 応援に来てもらった職人への支払い
- 労災保険料 — 特別加入の保険料
- 研修・書籍代 — 技術向上のための費用
経費にならないもの
- プライベートの食事代・交際費(仕事と関係ない場合)
- 自宅の家賃全額(仕事部屋がある場合は按分できる)
- 健康診断費(一般的には経費不可)
申告の流れ(e-Taxが便利)
- 1年分の収入・経費を集計する(毎月やっておくのが理想)
- **国税庁の「確定申告書等作成コーナー」**にアクセス
- 画面の指示に従って数字を入力
- マイナンバーカードでe-Tax送信(税務署に行く必要なし)
- 還付がある場合は1〜2ヶ月後に振り込まれる
よくある疑問
Q. 売上が少なくても申告は必要? 基礎控除(48万円)を超えた所得があれば申告が必要です。経費を引いた後の「所得」が基準なので、売上が多くても経費が多ければ申告不要になる場合もあります。
Q. 領収書はいつまで保管すればいい? 青色申告なら7年間の保管が義務です。デジタル保管(スマホで撮影)も2022年から正式に認められています。
Q. 消費税の申告も必要? 前々年の課税売上が1,000万円を超えた場合は消費税申告が必要です。それ以下なら不要です。
まとめ
確定申告は「1年分の収入と経費を正直に報告する作業」です。普段から領収書を保管して、請求書の控えを残しておけば、いざというときに困りません。
親方Xなら、請求書や見積書を発行するたびに売上データが自動で記録されます。確定申告の時期に「あの請求書どこだっけ?」とならない仕組みが整っています。
